コーヒー豆 世界の産地

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コーヒー豆には産地や種類により、様々な特徴があることをご存知でしょうか。種類についてはよくわからないという人でも、コロンビアなどは、名前くらいは知っている人も多いのでしょう。生産されている場所は、主に赤道付近の国で盛んに栽培され、それぞれの産地によって香りや味わいなどが大きく異なります。

ブラジル

まずはコーヒーの生産世界一を誇っているブラジルです。ブラジルは南アメリカに位置し、南米大陸では最大の面積を誇る国です。ブラジルは全体的に低緯度であり、海流などの影響もあり、比較的温暖な気候であるといえます。ブラジルでの栽培は、主に南の方の地域で行われています。ブラジルにはその栽培のために、約200万ヘクタールの栽培面積があります。現在は栽培面積は縮小傾向にあるものの、1ヘクタールあたりの収穫量は上がっていて、品種改良や農業技術の向上がうかがえます。大規模な農園では収穫や精選に機械が利用されています。ブラジルでの開花時期は10月から12月で、収穫は5月から8月となっています。輸出する際には、生豆の大きさや欠点のある豆の多さなどによって9段階に分けられて輸出されます。ブラジルの南米系のものは、甘みを伴った柔らかな苦みがあり、また適度な酸味があることが特徴としてあげられています。

コロンビア

次にコロンビアです。コロンビアは南アメリカの北西部に位置しています。ブラジルやペルー、ベネズエラ、エクアドルなどの国と隣接し、カリブ海や太平洋に面している国です。コーヒーはもちろんのこと、バラやエメラルドの産地としてもよく知られています。コロンビアは国土のほとんどが山岳地帯や高地であり、アンデス山脈の斜面を利用して栽培が行われています。この斜面の地形は、栽培するにあたり理想的な環境です、さらに1年に2度、乾季と雨季があり、水はけのよい弱酸性の土や、年間2000ミリを超える降水量は、栽培するにあたり、絶好の環境なのです。コロンビアでは30万人以上の農民が、この栽培に携わっています。コロンビアのものは、しっかりとした酸味に加え、甘い香りや重厚な風味が特徴としてあげられます。

インドネシア

次にインドネシアです。インドネシアは東南アジア南部に位置し、世界では最も多くの島を有する国です。インドネシアといえば首都のジャカルタやリゾート地としても知られるバリ島が有名ですが、コーヒーの栽培が盛んな地域はインドネシアの西側に位置する場所です。緑豊かな自然が豊富で、標高が2000メートル近くになる場所もあり、栽培に適しています。インドネシアでは、この栽培に携わる人は非常に少なく、品種に関する情報もあいまいなことがほとんどです。そのため流通の際に、様々な豆が混在していることも多々あり、決められた品質の物を手に入れることは、非常に難しくなっています。そしてインドネシアには、独自の精選方法があります。インドネシアでの収穫時期は、ちょうど、この国の雨季にあたってしまうため、湿気を嫌う豆がダメージを受けてしまうことを防ぐために、生豆を乾燥させる精選処理方法を行っています。この方法により、豆は緑色に仕上がり、これが付加価値を生んでいるのです。インドネシアのものは、なめらかな苦みと深い味わい、そして独特の風味が特徴となっています。

エチオピア

次にエチオピアです。エチオピアは東アフリカに位置しています。国土のほとんどが山岳地帯で、赤道に近い国ということから、平地では平均気温は25度以上となっています。しかし標高2000メートルを超える地域では平均気温は20度に届かない場所も存在します。全体に雨が多い国でもあり、このような気候が栽培には適しているといえます。各地で栽培が盛んに行われ、年間の生産量は世界的にも多いのですが、そのうちの半分は自国で消費してしまうため、輸出量はそれほど多くはありません。エチオピアはコーヒー原産の地であるといわれています。コーヒーを発見した伝説のひとつも、エチオピアが舞台となっているのです。エチオピアを含むアフリカ系のものは、酸味がしっかりとしていて、芳醇な風味が特徴とされています。エチオピアで有名な豆がモカです。モカは日本でも人気のある品種の一つとなっています。苦味が少なくフルーティーな味わいであるため、女性や少し苦手だと感じている人にも、楽しみやすいものといえます。

グァテマラ

最後にグァテマラです。グァテマラは中央アメリカの北部に位置しています。南側にはコロンビアやブラジルがあり、場所的にも栽培に適した環境であるといえます。国のほとんどが産地であり、水はけのよい土壌や、雨が比較的多い気候なので、古くから栽培に利用されてきました。年間の生産量はそれほど多くはありませんが、自国ではほとんど消費されないので、そのほとんどが海外に輸出されています。グァテマラのものは、モカと同じようなフルーティーな香りと、柔らかい酸味が特徴としてあげられます。

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