こだわりのコーヒーを自分で焙煎する方法

こだわりのコーヒーを自分で焙煎する方法
コーヒーとは、コーヒーノキの種子を焙煎して粉砕し、粉状にした後水やお湯などで成分を抽出した飲み物になります。煎った豆をチョコレートなどにコーティングしてお菓子として食べることもあります。

世界中で飲用されており、家庭や飲食店、職場などで飲むことができるほか、専門ショップなども多く存在しています。

生の豆の状態で生産国から輸出されて、輸入先の消費国で加熱加工されることが一般的になります。販売業者や焙煎業者、喫茶店主などの手で加熱加工されることが多く、中には生豆の状態で購入して消費者自身が加熱加工することもあります。

焙煎について

焙煎は生豆を炒る加熱作業のことをいいます。
収穫し、生成された生豆は淡い緑色をしていて、味や風味などはほとんどなくこの状態では飲むことはできないのです。

加熱作業を行うことでコーヒー独特の香りや風味、コク、酸味などが熱によって化学変化が起こることで生まれます。
加熱する時間や熱のかけ方によって浅煎り、中煎り、深煎りと度合いが異なってきて、風味などが大きく変化します。

度合いは全部で8段階に分かれており、浅煎りほど酸味が強く、深煎りになるほど苦味が強くなります。この変化は、味や香りだけではなく、色にも大きく影響していきます。

ライトローストは最も浅い煎り方で、酸味が強く感じられます。うっすら焦げ目が付いているような状態で、黄色味がかった小麦色をしており香りやコクは不十分です。

シナモンローストはシナモン色になり、ごく浅い煎り方で青臭いため飲むのには適さないとされています。

ミディアムローストと呼ばれる中煎りは、茶褐色しておりアメリカンタイプの軽い味わいになります。

ハイローストはミディアムローストよりも少し深い煎り方です。喫茶店や家庭で飲まれるレギュラータイプはこの段階のものが多く、飲みやすいのが特徴です。

シティローストも家庭や喫茶店で飲まれることの多い度合いです。最も標準的な煎り方で、鮮やかなコーヒーブラウンをしており、最近ではエスプレッソとしても人気になっています。

フルシティローストは、深煎りされた豆で色はダークブラウンになります。アイスコーヒーに向いており、炭焼珈琲と呼ばれる熱源を炭で加熱加工したものもこのタイプが多いとされています。シティロースト同様エスプレッソとしても使われます。

フレンチローストは、強い苦味と独特な香りが出てくる深煎りです。苦味が強いため牛乳と混ぜるカフェオレや生クリームを加えたウィンナーコーヒーなどのヨーロッパで飲まれるようなアレンジがオススメです。

最も深く煎ったのがイタリアンローストです。黒に近い状態にまで煎られており、強い苦味と濃厚な味わいが特徴です。かつてはエスプレッソやカプチーノなどに使用されることが多かった煎り方になります。
豆の種類にもよりますが、甘みあるものを深煎りにすると風味を弱めてしまいます。また、浅煎りの方がカフェインが多く含まれています。

自宅でコーヒー豆を焙煎する方法

専門店などで、煎った豆を購入することもできますが、生豆から自分で煎って自分好みの煎り方をすることも可能です。

用意するものとしては、100〜150グラム程度の小粒で揃っているものや肉薄な種類の生豆、焙煎用の手網、豆を冷ますためのドライヤーかうちわ、熱くなるため火傷しないように軍手、煎るためのガスコンロとざるを用意します。

まず、生豆を手網に入れ、手網から豆が出てこないように蓋の左右をクリップなどを止めてしっかりと蓋をしたら、ガスコンロを中火にして、高さ10〜15センチ程度のところで水平を保ちながら手網を振っていきます。

焼きムラができないようにリズミカルにゆすり続けていると、3分程度で生豆から水分が抜けて少しずつ色が付いてきます。そのまま煎っていくことで薄皮が取れて豆が変色していきます。

それから10分程度煎り続けるとパチパチと豆が爆ぜてきます。1爆ぜが終わった程度が中煎り程度です。

熱をかけ始めてから15分程度たつと今度はチリチリという音がします。これが2爆ぜで、豆が十分に膨らんできます。ここまで煎ると独特な香ばしい香りが出てきます。豆は中深煎り程度です。進行度合いが早くなるため、好みの度合いを見極めて火から下ろします。

火から下ろしたらすぐに網にあげます。熱が残っていると度合いが進んでしまうため、ドライヤーやうちわなどで冷風を当てて冷まします。粗熱が取れたらそのまま完全に冷やして完成です。

家庭にあるものでも煎ることはできますが、家庭用の焙煎用具というものも販売されています。
筒状の部分に生豆を入れてアルコールランプの火を当てながら手回ししていくタイプのものや、熱風を利用して行う電動式のものが販売されています。

焙煎後の豆はガスを含んでいるため、出来てすぐに淹れてもお湯とのなじみが悪く、あっさりした味わいで抽出されます。

好みにもよりますが、2日間程度置いてガスを出してから淹れることで美味しく飲むことができます。

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